プロジェクト概要
本プロジェクトは「設計事務所だからできた1000万円の自然素材住宅」を開発~商品化~販売を目的としています。
プロジェクトスタートにあたり、以下の内容を最初の取り決めいたしました。
1.設計事務所ならではの企画デザイン力(設計力)を活かすこと。
2.資材の販売を行う当社ならではの仕入力(購買力)を活かすこと。
3.小規模会社ならではの間接経費削減による価格設定(薄利設定)にすること。
4.住まわれる方の健康と快適性を最優先した仕様設定(自然素材の標準化)にすること。
1.設計事務所ならではの企画デザイン力(設計力)を活かすこと
最近はローコストを売りにする住宅会社が非常に増えています。
しかしながら価格を追求するとバルコニーがオプションだったり、必要な建具が無かったり、内装は安価なフローリングで壁・天井ともビニールクロスだったり。
そのようなローコスト住宅を手がける住宅会社と同じくらいの仕様と価格で家づくりを行うのは、当社にとってさほど難しいことではありません。
当社はそのような数多のハウスメーカーや工務店と同じ住宅を造っても意味がないと考えました。
標準仕様で十分にお住まいいただける設備仕様はもちろんのこと、他社では真似できないプランニングとコストパフォーマンスを追及してまいります。
2.資材の販売を行う当社ならではの仕入力(購買力)を活かすこと。
当社は設計事務所であるとともに工務店やハウスメーカーに建築資材・建材・設備機器などの販売を行っております。
つまり同じものを購入する場合、一般的な工務店やハウスメーカーよりも当社の方が安く仕入ができます。
しかし、全国や茨城県内でも相当な戸数の建築を行っているハウスメーカーは、もしかすると当社と同じくらいの価格で仕入できているかもしれません。
そのような大手ハウスメーカーと比較して当社にメリットがあるのが必要な利益額の設定です。
これについては「3.小規模会社ならではの間接経費削減による価格設定(薄利設定)にすること。」でご説明いたします。
3.小規模会社ならではの間接経費削減による価格設定(薄利設定)にすること。
上の棒グラフは、設計監理を当社に委託した場合のコスト比較を簡潔にまとめたものです。
一般的な工務店よりは当社の方が仕入力が強いため、同じ仕様の住宅であれば総工費を抑えることができます。
また、ハウスメーカーとは建築原価をあえて同じ価格にしてみました。
しかし、大きく異なるのが利益額の部分です。
会社が大きくなればなるほど直接経費や間接経費が膨大になり、ある一定の利益率を設定していかないと会社経営が成り立っていかなくなります。
想像してみてください。
「展示場やショールームの出展にかかった費用と地代や維持費」
「テレビや折込チラシなどの制作費、街角で見る野立て看板の費用」
「自らの担当になることはない数多くの社員や管理職」
「地域貢献と言いながら自社のイメージを良くするために使われる余剰利益」
「大規模な分譲地を開発した時に利用した借入に対する利息の支払い」
大手で建築するということは、これら全てお客様の建築費に上積みされているという事実。
大手と比べれば当社は小さな設計事務所なので、特に間接経費が少なく済みます。
その差分がお客様の住宅に価格転嫁できる部分なのです。
4.住まわれる方の健康と快適性を最優先した仕様設定にすること。
ご家族にとって大切なものは何でしょうか?
生活する上でお金ももちろん大切ですが、何より健康ではないでしょうか?
「設計事務所だからできた1000万円の自然素材住宅」は、そのタイトルにある通り「自然素材」を標準的に採用していきます。
自然素材を用いた住宅は調湿作用によって快適な住空間になることはもちろんのこと、特に壁に採用予定の漆喰(しっくい)はアレルギーの元となる空気中のカビを防ぎ、悪質物質を吸着し室内の悪臭を除去します。
ご家族が健康であるために自然素材は必要不可欠なアイテムなのです。
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